業種別・ホームページに最低限必要なページ構成|増やす前に削る
「ホームページって、結局どのページを作ればいいの?」——制作のご相談で、いちばん多い質問です。
結論から言います。ページ数で考えると失敗します。大事なのは「お客様が問い合わせ・来店の前に、必ず確認したい1つの情報」を業種ごとに押さえること。この記事では、全業種に共通する土台の5ページと、業種別に「これが無いと離脱される決定ページ」を整理します。
まず全業種に共通する「土台の5ページ」
業種を問わず、まずはこの5つがあれば十分にスタートできます。
- トップページ:誰向けに・何を・どんな強みで提供しているかを一目で
- サービス(商品)紹介:扱っている内容と、できること・できないこと
- 会社・店舗概要:所在地、営業時間、連絡先、運営者情報
- 実績・事例(またはメニュー・料金):判断材料になる「中身」
- お問い合わせ:電話・フォーム・LINEなど、次の一歩の入口
多くの制作会社も「最低限6ページ(+プライバシーポリシー)」と案内しています。考え方はほぼ共通です。ただし、土台だけでは足りない情報が業種ごとにあります。そこが勝負どころです。
業種別・これが無いと離脱される「決定ページ」
お客様は、行動する前に「ここなら大丈夫」と確信できる情報を探します。その情報が無いページは、きれいでも離脱されます。業種別に、優先して用意したいページを整理しました。
| 業種 | 土台に足すべき「決定ページ」 | 来訪者が確認したいこと |
|---|---|---|
| 飲食店 | メニュー・料金/アクセス・営業時間 | 行く前に味・価格・行き方を知りたい |
| 美容室・サロン | 料金表/スタッフ紹介/施術事例 | 失敗したくない。誰がどう仕上げるか |
| 建設・工務店 | 施工事例/対応エリア/許可・資格 | 任せて大丈夫か、近くまで来てくれるか |
| 士業・コンサル | 相談できる内容/料金の目安/代表者の顔 | 何を相談でき、いくらで、誰がやるか |
| 教室・スクール | コース内容/料金/体験・見学の案内 | 続けられそうか、まず試せるか |
| 製造・BtoB | 加工・対応範囲/設備・技術/取引の流れ | 自社の依頼に対応できるか |
| クリニック | 診療内容/診療時間/医師紹介/予約方法 | 診てもらえるか、いつ・どう行くか |
共通しているのは「来店・問い合わせの前に、不安を消す情報」であること。飲食なら価格、士業なら相談範囲、建設なら対応エリア。ここが空欄だと、お客様は競合のサイトへ移ります。
ページ数ではなく「お客様の決定」から逆算する
ここが、テンプレ記事ではあまり語られない視点です。
良い構成は「1ページ=お客様の1つの決定を助ける」でできています。逆に、作り手の都合(言いたいこと)を並べたサイトは、ページが多いのに刺さりません。
おすすめは、作る前にこの順で書き出すことです。
- お客様に最終的にしてほしい行動は何か(電話・予約・問い合わせ)
- その前に、お客様が必ず確認したいことは何か
- その「確認したいこと」に1ページずつ答える
この順で考えると、自社に本当に必要なページだけが残ります。「他社が作っているから」でページを足すのを、まずやめられます。
よくある落とし穴:増やしすぎて更新が止まる
制作の現場で、いちばん多い失敗がこれです。
最初に10ページ以上の立派な構成で作ると、公開後に更新が追いつかなくなります。古い情報が残ったサイトは、お客様にもGoogleにも「放置されている」と見なされ、かえって信頼を落とします。更新されないサイトは、言わば賞味期限切れです。
私たちがご相談を受けるときも、最初はむしろページを削ることを提案します。体感では、問い合わせの多くはトップと料金(または事例)ページに集中します。まず少なく作り、反応を見て、自分で更新できる範囲で増やす。この順番が、結局いちばん遠回りに見えて近道です。
ページは「作った数」ではなく「お客様の役に立っている数」で数える。これが長く成果を出すサイトの考え方です。
まとめ:まず土台5ページ+業種の決定ページ1〜2枚から
- 全業種共通の土台は5ページ。まずはここから
- 業種ごとに「これが無いと離脱される決定ページ」を足す
- ページ数ではなく「お客様の決定」から逆算する
- 増やしすぎて更新が止まるより、少なく始めて育てる
自社の業種だと、最低限どのページが要るのか。いま持っているHPに足りないページはどれか。MON-techでは、業種に合わせた必要ページの洗い出しを無料でチェックしています。まずは気軽にご相談ください。
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