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WEB制作・システム開発

小さな会社のSEO、まず何から?最初の3手と「やらない」こと

「SEOが大事なのは分かる。でも、何から手をつければいいのか分からない」——小さな会社の社長から、いちばん多くいただく相談です。

結論から言います。小さな会社のSEOは、たくさんの施策を並べる前に「やらないこと」を決めるところから始めると、遠回りしません。この記事では、最初に手をつける3手と、最初はやらなくていいことを、HP制作とSEOを手がける立場から整理します。

まず、よくある失敗から

いちばん多いのが、「業種名」や「サービス名」だけの大きなキーワード(ビッグワード)を狙ってしまう失敗です。たとえば「税理士」「リフォーム」のような1語。ここは大手や大規模サイトがひしめく激戦区で、小さな会社が正面から戦っても数カ月を消耗しがちです。

SEOは、一般に成果が出るまで数カ月かかると言われます。だからこそ、勝てない土俵で時間を溶かさないことが、小さな会社にとって最初の分かれ道になります。

最初にやる3手

手①:受注に近い「3語掛け合わせ」を10個書き出す

狙うのは、1語の大きな言葉ではなく、「地域 × 悩み × 商売」の掛け合わせです。

  • ×「工務店」
  • ○「◯◯市 雨漏り 修理」「△△区 二世帯 リフォーム 相談」

検索する人が少ない言葉に見えますが、ここを調べる人は今まさに困っていて、問い合わせ直前です。アクセス数より「問い合わせに近いか」で選びます。まずは受注に直結しそうな言葉を10個、紙に書き出すだけでOKです。

手②:無料ツールで「見られる状態」を作る

次に、効果を測る土台を用意します。いずれも無料で、すべてGoogle公式のツールです。

  • Googleビジネスプロフィール:地図・検索に会社を無料で掲載できる。地域のお客様には、実はHPより先に効くことが多い
  • Googleサーチコンソール:どんな言葉で検索され、何回クリックされたかが分かる
  • Googleアナリティクス(GA4):HPに来た人がどこを見たかが分かる

まず「登録して、数字が見える状態」にするだけで十分です。細かい分析は後からで構いません。

手③:手①の言葉に答える記事・ページを1本作る

書き出した10語のうち、いちばん受注に近い1語を選び、その悩みに正面から答えるページを1枚作ります。ページのタイトルと見出しに、その言葉を自然に入れるのがコツです。

いきなり100記事ではありません。「この1語で、この1ページ」から始めて、サーチコンソールの数字を見ながら、効くものを少しずつ増やしていきます。

最初は「やらないこと」リスト

小さな会社は時間も人も限られています。次の3つは、最初は手を出さなくて大丈夫です。

  • ビッグワードを狙う:前述のとおり、勝てない土俵で消耗します
  • 根拠のない「比較記事」「ランキング」の量産:薄い記事を増やすと、かえって評価を落とすことがあります
  • 毎日更新しなきゃ、という思い込み:更新が止まって放置されるくらいなら、月数本でも「受注に近い言葉」に絞る方が前へ進みます

落とし穴:SEOは「作って終わり」ではない

私たちが受注現場で感じるのは、公開後に数字を見て直している会社ほど、問い合わせが増えているということです。サーチコンソールで「表示はされているのにクリックされない言葉」が見つかれば、そのページのタイトルを一行直すだけで反応が変わることもあります。SEOは一度きりの工事ではなく、少しずつ育てる畑に近いものです。

まとめ

小さな会社のSEOは、①受注に近い3語を10個書き出す → ②無料ツールで測れる状態を作る → ③その言葉に答える1ページを作る、の3手から。そしてビッグワード・薄い量産・毎日更新の強迫観念はやらない。これだけで、限られた時間を「勝てる場所」に集中できます。

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